ユダヤ人とは民族名であり人種ではない

西欧社会ではフランス革命以降にナショナリズムが勃興し、少数民族の国民化と同化解放が進んだが、異端審問などに苦しんだユダヤ人達もその恩恵を受けた。

ドイツではユダヤ教改革によるユダヤ人側からの同化努力も進んだが、この同化に対する多数派側からの疑問が近代反ユダヤ主義を育てる事になる。

しかも、これは擬似科学である人種理論と結びき人種偏見とその結果としての惨事をもたらす。

一方その犠牲者となったユダヤ人も加害者としての側面を持つ事は免れない。

イスラエルではアラブ人や非西欧系のユダヤ人に対する激しい差別が存在する。

アラブ人と人種差別アラブ人はアブラハムの宗教を信仰する者に対しては寛容であるが、原始宗教を信仰するブラックアフリカの黒人に対する偏見は深い。

ダルフール地方の黒人に対する虐殺はその典型である。

また、アラブ人も西欧人から差別を受けている。

グラナダ陥落以後、イベリア半島に住んでいたアラブ人はスペイン異端審問による激しい差別と弾圧を受けた。

これによって、イベリア半島からムスリムは消滅した。
update:2010年03月09日